塗料を使ったシロアリ駆除とは
シロアリ駆除するには様々な方法がありますが、最近利用する方が増えているのが塗料を使って駆除する方法です。
種類は原液を薄めて使う物とそのまま使える物がありどちらも、既築の住宅にも使いやすいように低臭性なのが特徴で、油性と水性がありシロアリ駆除や予防効果の他に木材防腐効果があります。
他にもエアゾールや粒、土壌洗浄剤などもありますので、用途に合わせて必要な量だけ使用することができます。
塗料は刷毛で塗るのが理想的ですが、広範囲に塗る場合は園芸用の噴霧器を使うと便利だと思います。
噴霧器は布で拭いたあとにご自宅にある中性洗剤で洗ってしっかり乾燥させれば再利用できます。
塗料によっては１週間から１０日くらいはにおいがあることもありますが、低臭性の物はにおいが気にならないようです。
市販の商品にも予防と駆除効果はありますが、本格的な駆除が必要と思われる場合はすぐに専門家に依頼していただいく方が良いと思います。
シロアリ駆除の気になる塗料の臭い
シロアリ駆除を依頼するときに気になることの一つに、駆除後に家に塗料の臭いが残ってしまうのではないかということがあります。
シロアリをそのまま放っておいて被害が拡大してしまうことも心配ですが、もしも駆除後に塗料の臭いが長期間消えなかったとしたら、今度は家族に健康被害をもたらすことになる恐れもあります。
とはいえ、シロアリ駆除による薬品臭は換気をすることで消えますので、それほど心配する必要はありません。
シロアリ駆除を実施してもらった直後には気になる場合もありますが、換気を続ければ数日から一週間程度で気にならなくなります。
ただし、使用する駆除剤によっては不快な薬品臭が消えずに残り続けることもあり、健康を害することがないわけではありません。
ですので、シロアリ駆除を行う際には、ただ安いからという理由だけで駆除剤を決めるのではなく、業者とよく相談をして臭いや安全性にも考慮した駆除剤を選ぶようにしましょう。